2011年05月20日

食べ物の好き嫌いがない子が一番!

 ・うちの子、■■しか食べないんです。

 ・キライなものは上手により分けて残します。

 ・ドライフードを食べないんです。


 という声をよく耳にします。

 
 飼い主さんもペット達もその状態でいられる時はいいんです。


 でも、3月東日本を襲った災害時はどうでしょうか?

 停電や断水時は、人の食事だってままならない中で
 普段通りのペットの食事を用意することは
 至難の業だと思われます。


 
 手作り食をしていると、

 「ドライフードは悪」
 「ペットフードは悪」


 という方が多いのですが、実際はどうでしょう?


 上記の例は極端な例ですが、
 ペットフードだけを食べ続けることで
 問題が出る子がいるのは事実です。

 が、災害時などは、調理しないで
 すぐに食べることのできるドライフードは、
 むしろ役立つものだと思います。
 
 

 大地震や大津波、今も対応が続く原発問題など、
 非常に大きな犠牲ではありましたが、
 地震や原発問題があったからこそ気づいたこと・・・


 それは、

 現在、病気治療中で
 食事はドライフードでないほうが好ましい場合を除き、

 手作り食も、ドライフードも食べられる子であるほうが、
 地震や大規模な停電などの緊急時、
 本人(犬?猫?)達もストレスなく過ごせるのではないか?


 ということ。



 災害など緊急時に限らず、
 病気治療中などで食事制限がある場合も、
 好き嫌いがあると本人達も飼い主さんも
 病気以外のストレスがかかることになりかねません。

 
 猫の場合、確かに犬と違って
 食の好みが難しいということはあります。

 猫は食物連鎖の上位に立つ動物ですし、
 もともと群れをなして生活していた犬と違うのは、
 ある程度仕方のないことです。

 それでも、食べられるものが多いほど・・・
 つまり選択肢が多いほど多くの問題や
 様々な環境に対応しやすいのは言うまでもありません。



 長い間、ドライフードだけを食べ続けることで、
 慢性的な水分不足に陥り、様々な症状として
 出てくることは考えられます。

 でも、ドライフードにちょっと水分を加えるだけで
 その問題が解消されるならば、時と場合によって
 ドライフードを使うことは悪でもなんでもありません。


 「でも、ドライフードはたくさんの添加物が
  使われているのでは・・・?」


 という声が聞こえてきそうなので、
 こちらもお話ししておきます。

 
 確かに添加物を使用しているドライフードもあります。

 が、体に入った添加物が
 必ずしもずっと体内に存在するわけではありません。


 今、問題になっている放射性物質でさえ、
 時間とともに体外に排出されるのと同じで、
 添加物だって体外に排出されるのが普通です。


 ただし、体内に長く置いておかないほうがよい物質を
 スムーズに体外に排出するために
 不可欠なのが「水分」なのです。


 水分が不足すると、
 血液、リンパ液など様々な流れが悪くなるため

 ・体にとって良い物質は体の隅々まで運ばれにくくなり、
 ・体にとって悪い物質は滞って体外に出にくくなります。
 


 普段から、

 体の中の流れを良くする

 ・水分たっぷりの食事
 ・適度な運動


 を心がけましょう。

 
 
 被災して、今も毎日の生活を不自由な中で過ごされている方は
 精一杯のことをなさっていると思います。

 では、被災していない地域の方がもしもに備えてできること、
 という視点でお伝えしました。



 今朝、メールボックスを見ると嬉しいメールがありました。


 4月に知人にお願いして届けた
 ドライフードを受け取ってくださった
 宮城県、東松島市の動物病院の先生です。

 それほど多くのフードをお届けしたわけでもないのに
 
 半分は離島の宮古という所へ、

 半分はご自身の動物病院で
 入手に困っておられる飼い主さんに
 配ってくださったそうです。

 
 現地の状況も知らずに持ち込んでいただいたので
 かえってご迷惑だったのではと気にしていましたが、
 
 「だいぶ落ち着いてきたので遅くなりましたがお礼を」

 といってくださったメールを見て、

 こちらのほうが「ありがとう」という気持ちになりました。
 
 
  
 現在、フード類の不足はほとんどないということですが、
 地震から時間が経つにつれ、必要な物資も変わってきています。

 街の復興までには長期戦になるので、
 引き続きできる支援を続けていければと思います。

 
 動物病院の先生から教えていただいた
 
 石巻動物救護センターのホームページでは

 不足品支援物資専用の掲示板があり、
 タイムリーに更新しています。
 
 もし「被災地の動物たちのために何かできることを」
 とお考えの方がいらっしゃいましたら、一度ホームページを
 ご覧になってください。
 

 これからも長きに渡って日本全体を立て直していかなくては
 いけません。


 被災していない私たちにできることは・・・

 今ある生活に感謝しつつ、ひとりひとりが
 毎日の生活を見直すことができればいいですね。

  


Posted by ゆき@ワンごはん at 15:03Comments(0)食育

2011年05月04日

改めて、ペットの「歯みがき」はしたほうがいい!

 お客様から、

 ・うちの子、歯磨きさせてくれないんですけど、
 歯磨きの代わりになるおやつはありますか?

 ・手作り食はやわらかめのごはんが多くなるので
 歯石が付きやすいと聞きます。
 歯にいい商品を作ってください!

 
 というご質問やご要望をよくいただきます。


 わんダーランドを信頼していただき、
 期待していただき、本当にありがたい限りです。


 ただ…そもそもの「原因」と「目的」
 異なるような気がしてなりません。
 
 多くの犬猫の飼い主さんはすでにご存知で
 日々実践されているとは思いますが、
 歯みがきの重要性についてお話しします。


 まず「目的」を明確にしておきましょう!

 目的を持って行動するのと、そうでないのとは
 大違いですから!


 目的は「歯をキレイに保つこと」ですね?


 でも、愛犬愛猫の健康を願う飼い主さんには、
 
 せっかくなのでもう一歩前進して、

 「口内をキレイに保ち、健康でいること」 

 を目的にしていただきたいと思います。



 なぜなら、須崎先生

 診療の経験からも
 口内環境と様々な病気や症状は密接な関係がある


 と言っておられるからです。
 
 
 つ・ま・り!

 口内環境を良好に保つことができれば、
 健康につながる


 といっても過言ではないんです。


 須崎先生の診療を受けておられる方は
 治療の一環として口内ケアが必須です。

 尿路系の結石や腎臓疾患のある子は
 口内ケアをしていくと改善する子が多いようです。



 そして、手作り食と歯石の関係性・・・。

 こちらも根強く飼い主さんを悩ませているようです。


 >硬いドライフードを食べていても、
  歯石ビッシリの子がいるのに!?

 >何年も手作り食を食べているのに、
  真っ白な歯の子がいるのに!?

 >手作り食が軟らかいなんて誰が決めたの!?
  角切り肉とか硬い食材使えばいいじゃん!


 
 このように、手作り食=歯石が付きやすいというのは、
 必ずしもイコールではないと思われます。


 むしろ、歯石は口内の細菌状態と関わりが深いようです。


 口臭がキツイ子や唾液がネバネバしてる子は
 口内に良くない細菌が多いのか歯石が付きやすく、

 反対に唾液がさらっとしている子は
 口内の細菌状態がよいため、
 歯石が付きにくい傾向があるようです。



 ここまでお話しすると、

 ・ドライフードを食べている子も
 ・手作り食の子も
 
 歯みがきをしたほうがよいことが
 おわかりいただけると思います。




 「うちの子歯みがきさせてくれないんです。」

 とあきらめるのは簡単ですが、

 口の中を触らせるトレーニングをはじめるほうが
 歯石予防⇒病気予防につながると思いますが
 いかがでしょうか?



 我が家も愛犬の歯みがき頑張りまーす。
 
 歯ブラシ  


Posted by ゆき@ワンごはん at 11:00Comments(0)食育

2010年09月08日

ペット食育講座、終了~♪


 土曜日は入門講座、日曜日は2級認定講座1日目と
 この週末は、おしゃべりな私がさらにマシンガントークで
 しゃべくりました!

 
 ペット食育入門講座は、

 ・ペットフードのメリット・デメリット
 ・手作り食のメリット・デメリット 


 についてお話しし、

 誰でもできる犬・猫手作り食の作り方、
 手作り食によくある質問など


 2時間でお伝えする講座です。
 

 今回受講された方は皆さん手作り食を実践されている方でした。

 手作り食歴8年という方から、最近はじめたという方、
 それぞれですが

 

 皆さん真剣な眼差しでしょう?


 「ペットに手作り食」をあげる飼い主さんは、
 数年前に比べるとずいぶん多くなったと思いますが、
 残念ながら和歌山ではまだまだ一般的ではないように思います。

 そんな中、同じように手作り食をあげている飼い主さんが
 集まるわけですから、受講生さん同士でも
 ずいぶん盛り上がっておられました♪

 ぜひこれをご縁に仲良くして、情報交換を続けていただきたいものです。


 講座の後半では・・・

 テキストで学ぶのもいいですが、
 実際に手作り食を作るところをご覧いただき
 お望みとあらば食べてもらうのが一番♪

 五感をフルに使ったほうが学習効果は高いですからね~。

 ということで、手作りご飯の調理実演を行いました!


 今回は鮭を使ったおじやを作りました。

 

 【材料】

 ・ごはん
 ・生鮭
 ・さつまいも
 ・にんじん
 ・モロヘイヤ
 ・まいたけ
 ・ひじき


 受講後の感想では・・・


 ・実際の調理を見せてもらってわかりやすかった。
  これで良いのか?と思う時もあったので、
  難しく考えなくても良いと思えるようになった。
  (和歌山市・popontaさん)
 
 ・ずっと長い間手作りをしていて、答え合わせ?
  のような感じで受講しました。
  とても楽しくてよい勉強になりました。
  ありがとうございました。
  (橋本市・茶園さん)

 ・塩分・リンの事を気にしていましたが、
  (手作り食は)水分が多いのであまり気にしなくて良い
  という事で気が楽になりました。
  食べてOKの食材がいっぱいで気が楽になりました。
  (和歌山市・松本さん)

 ・栄養のバランスと毎日のローテーション、過剰摂取など
  気になることはたくさんあったのですが、少し安心できました。
  (和歌山市・村山さん)

 ・今してる事が間違っていたらと不安でしたが、
  間違ってはいないようで安心しました。
  先生も素敵な方で、ずっと話を聞いていたいと
  思えるくらいでした。
  (泉南郡・井上さん)

 皆さん、自信を持っていただいたようで、私も嬉しいです♪


 今の世の中、ネットで誰でも簡単に情報を手に入れることが
 できますが、あまりにも情報が多すぎて不安になることが
 多いのも事実です。

 不安な気持ちで日々ペットに接することは
 長い目で見た時に良い影響を与えるとは思えません。

 
 飼い主さんがどっしりと構えて大らかな気持ちで
 ペットに接することで、ペットは安心します。


 「病は気から」とはよく言ったもので

 ストレスは、体の各部位の異常緊張を招きます。

 神経や筋肉が異常緊張すれば、血行不良を招き
 代謝にも影響します。

 長い目で見た時、飼い主さんの精神的な安定が
 ペットの健康につながっていくのではないでしょうか・・・。


 飼い主さんの心身の健康がペットの心身の健康に
 つながるとすれば、

 ペットの健康や食事についての知識を得ることも
 大切ですが、飼い主さん自身の健康にも
 気を遣っていただきたいと思います。


 入門講座をご受講いただいた皆さん、
 楽しい時間をありがとうございました!




 おまけのこまめご飯♪

 

 調理実演で作ったものをこまめがいただきます(笑)

 こまめの体重は約5kg、1日1食はこの量です。

 作ってから時間が経ち、ご飯が水分を吸ったのもありますが
 結構がっつり食べてるでしょう??
  


Posted by ゆき@ワンごはん at 14:02Comments(1)食育

2010年07月10日

ペット食育入門講座を開催しました。

 先週日曜日、ペット食育入門講座を開催しました。


 受講生さんが来る前に調理実演の準備です。

 ペット食育入門講座_調理実演準備

 今回もトマトを使ったおじやを作ります。
 材料はこんな感じです。

 ペット食育入門講座_調理実演材料

 今回はマンツーマンでの講座となりました。

 アトピーに悩むという柴犬の飼い主さんで
 普段あまりお料理をなさらないので、
 須崎先生の本を読んでも、これで合っているのかどうかわからず、
 イチから学びたい!ということでした。

 ペット食育入門講座_受講生

 本を見ながらドッグおじやを作ったことはあるけど
 やっぱり食材やお水の量が不安


 だったそうです。 


 ということで、調理実演を非常に熱心にご覧いただきました。

 ペット食育入門講座_調理実演中

 ちょっとお水の量が多かったーーー(汗) 

 
 できあがりがコチラ

 ペット食育入門講座_調理実演完成

 カッテージチーズの投入が早かったようで消えてなくなりました(涙)


 いつものように試食していただくと、

 「普通においしい」

 と言っておられました。


 少人数の場合、講座内で受講生のお話を聞きながら
 その方に合ったケースでお話しすることできるので
 ほとんどの疑問が解決でき、非常にご満足いただいたようです。

 普段であれば、質疑応答の時間を別に設けているのですが
 今回は講座の中のお話でご理解いただけたようで
 調理実演を入れても時間があまってしまいました。

 
 そして!講座終了後にこんなメールをいただきました!

 ところで、昨日の夜におじややってみました!
 とてもおいしそうにむしゃむしゃ食べてくれました(*^_^*)
 でも、今朝またまたゲエしてしまいました・・・。
 胃腸が弱っているのかもしれませんね~。
 懲りずにちょっとずつでもやって行こうと思っております。


 すぐに実行されるところが素晴らしいです!


 朝吐くのは、消化器官が弱っている場合が多いので
 元気であれば、

 ・食事量を減らす
 ・食事と食事の間隔を空ける


 で様子をみてみましょう。


 吐いたり、下痢をすることがそれほど恐ろしいことではないとわかった今、
 講座を受講した日から夜だけおじやを続けられているとのこと♪

 お仕事を持っておられる方ですし、
 いきなりガラッと食事を変えることに敏感な子もいるので、

 今、できるところから

 でOKです♪

 そのうち段々要領がつかめてくるはずですので。


 このように、不安や疑問を持っていた飼い主さんが
 自信を持ってペットに接する姿を見るのがとっても嬉しいです!


 堺市からお越しいただいたしばももさん、お疲れ様でした。

 これからも陰ながら応援させていただきますよー。


 次回のペット食育入門講座開催は未定ですが、
 8月後半あたりにするかもしれません。

 ご興味のある方はコチラのページからお問い合わせくださいね。

  


Posted by ゆき@ワンごはん at 23:28Comments(0)食育

2010年07月08日

ペットが健康になるために正解はない!


 久しぶりの日記なのにちょっと毒吐くかもしれません。

 「夜は人を感情的にさせる」ようで、

 ブログを夜書かないほうがよい

 とのアドバイスを受けたにもかかわらず、
 聖なる?七夕の夜に書いちゃってます。

 
 先月末、ペット食育協会の准指導士養成講座があったので
 新大阪まで行ってまいりました。

 指導士向けの講座のため、講師は協会会長の須崎先生です。


 ペット食育協会では、一般の飼い主さん向けの講座から
 指導士を目指す方向けの講座までありますが、

 ペット食育指導士は、一般の飼い主さんにお教えする立場ですので、
 一年毎の更新制となっており、定められたカリキュラムを受講し
 常に最新の情報を学びます。


 私達が取り扱う情報は、ペットの健康に関わる情報ですので
 一度学んだら終わり、資格を取ったら終わり、というものではありません。


 多くのペットに健康でいて欲しい! という思いと

 病気の子を増やさない! という目的があるので

 ある特定の手段には固執しませんし(例えば手作り食とか(笑))

 ●●はゼッタイダメ!(たとえばドライフードとか(笑))

 犬に○○は絶対に必要!(たとえば特定のサプリメントとか(笑))

 とかは言いません。


 その子とその飼い主さんに合った方法の選択肢を見つける
 お手伝いができるよう、日々学んでおります。

 だから、

 ペットが健康になるために○○が正解で●●は不正解

 などとは申しません。

 
 現時点で●●はやめておいたほうがよいかも

 と申し上げることはあるかもしれませんが、
 言ったからと言って、決めるのも実行するのも飼い主さんです。


 飼い主さんが本当にどうしたいか

 ということを念頭において、それに合ったお話をさせていただきます。


 
 私の場合、職業上多くのご相談やご質問をいただきますが、

 ほとんどの飼い主さんの本当の目標は、

 うちの子を健康にする

 ということです。


 でも、あふれる巷のウワサに触れる機会が多いからか、

 ●●を食べさせなきゃ!
 ○○は犬に食べさせちゃいけないんだ!
 犬の食事は××でないと!
 猫の食事は△△でないと!

 
 など、本来の目標とかけはなれ、

 ●●を含んだ完璧な食事を与える
 ○○を使わずに完璧な食事を与える


 という目的にこだわってしまうようです。



 そもそも、完璧な食事なんて摂ろうと思えば
 毎食宇宙食のようなものになってしまうと思います。
 (それでも完璧かどうかはわからないでしょう)

 食事を摂る側(ペット)の体調は刻々と変化するわけですから
 今この瞬間完璧であったとしても、明日完璧である保障はありません。

 だったら、

 完璧を求めることに意味があるのか?
 正解を求めることに意味があるのか?


 犬といっても、小型から大型までいろんな犬種があります。
 同じ犬種でも環境によってみんな違います。
 

 私達人だって同じです。

 「ヒト」という種類で区別され、日本人やアジア人で区別され
 
 ヒトは○○
 日本人は●●


 というくくりで物事を判断されるのはいかがでしょう?

 あてはまらないことがたくさん出てきます。


 犬や猫だって同じです。

 同じ犬や猫でも、子供のころと成犬成猫になってからは違って当たり前、
 昨日と今日が違って当たり前です。

 このことがわかればよその子と比べることもありません。
 はじめから違いますから。


 腎臓病の子にはどんな食材がいいですか?
 皮膚病の子にはどんな食材がいいですか?
 心臓の悪い子に●●を食べさせてもいいですか?


 というご質問をいただくことも多いのですが、
 ごく一般的なことをお答えすることはできても
 そこに飼い主さんが求めている答えはないかもしれません。

 
 ペットが健康になるために●●!

 という答えはなく、

 食事だけにとどまらない、
 今、その子にあったアプローチが必要


 てなことを、ペット食育指導士養成講座で学び、あらためて思いました。

 
 食育の域、ペットの枠をはるかに超えている気がしますが、
 健康になるという目標があれば、枠とかなんとか言ってられませんよね。

 なんといっても私の座右の銘は

 「目標が決まれば方法は無限大!」ですから(笑)

 視点を変えれば「手段は選ばない」・・・(爆)
 そんな極悪人ではございません!


 ということで、これからも目先だけでなく先々まで役に立つ情報を
 お届けしていけるよう勉強します。

 と何気に自分にプレッシャー・・・(汗)  


Posted by ゆき@ワンごはん at 00:26Comments(0)食育

2010年05月29日

今、ココでできることを、全力で!


 悲しくもありがたく身の引き締まるお知らせをいただいたので
 上海ペット事情はちょっとお休みさせていただいて・・・
 

 このところ、なんだか背筋の伸びるメールやお話がたくさんあって
 「何か」を感じています。

 その「何か」は、今ははっきりわからないけどとても大切なこと。

 だから、しっかり胸に留めて

 今、ココでできることを、全力でやろうと思います。


 さて、そのお知らせとは・・・

 20年間の天命をまっとうしたネコちゃんの飼い主さんからでした。


 そのネコちゃんは、1月の定期健診で腎不全がわかり、
 かかりつけの獣医師からはご多分にもれず
 処方食を食べさせるように言われたため
 仕方なく処方食をあげていたとのこと。
 
 でも、ここ5年間手作り食だったので、できれば以前のように
 手作り食に戻してあげたい。

 ということでご相談をいただきました。


 その時は、獣医師ではない私が医学的なアドバイスを
 することはできないため、

 「かかりつけの先生に事情を話して、
 手作り食に戻してよいかどうか確認してください」

 と申し上げました。


 ただし、受診している獣医師が食事療法や
 手作り食に対する知識や臨床経験が少ない場合は、
 須崎動物病院の電話相談などをご検討いただくのも
 ひとつの選択肢かと思います。

 と付け加えました。


 言った後、差し出がましかったかな~、
 押し付けがましかったかな~、

 と思っていましたが・・・
 

 すると、その飼い主さんは早々に須崎動物病院の電話相談を
 受けられました。


 須崎先生の診療でずいぶん安心されたようで、私には
 
 「背中を押して頂いてありがとうございました。」

 とメールをいただきました。


 その後、食事は手作り食に戻しネコちゃんと二人三脚?の治療を続けて
 経過良好とのご報告までいただいておりました。

 それから2週間後突然体調を崩し即入院。

 点滴治療で予断を許さない状態でしたが、
 面会に行った飼い主さんの顔を見ると

 「家に帰りたい」

 というので、点滴を外し自宅に連れ帰ったそうです。

 
 そして2日間の介護の末、飼い主さんの腕の中で
 虹のかなたへ旅立ちました。

 
 それから1ヶ月強たった先日、私にあてて
 ネコちゃんの旅立ちのご報告とお礼のメールをくださったんです。

 涙交じりでメールを読み、悲しいお知らせの中で
 とても嬉しかったことは、

 飼い主さんがネコちゃんにとっても感謝されていて、
 同じ悲しみを持つ方々のお力になりたいと、
 ペット食育協会で勉強をはじめられるということ!

 まだネコちゃんと別れてから2ヶ月も経っていないのに
 すでに先を見て他人のお役に立とうとしていることに
 心が動きましたし、私が少し忘れてたかもしれない同じ気持ちを
 思い出させていただきました。


 この仕事をしていて、一番大切に考えていることは

 何をおいてもお客様(犬・猫などのペット)の健康、幸せ です。

 
 だから、時と場合によっては、お客様(この場合は飼い主さん)の
 耳障りがよくないことを申し上げることもあったと思います。

 
 場合によっては、お客様(飼い主さん)の気を悪くすることもあるわけで

 もしかして差し出がましいことなのかも・・・
 自分の考えを押し付けているのかも・・・ 


 と思うこともたびたびあります。


 そういうことが続くと、

 聞かれたら話すけど、自分からは言わない

 と思うことも多々ありました。



 が!やっぱり初心にかえって、

 飼い主さんの向こう側には、大好きな犬や猫がいるわけで

 本当にその子達のためになることを伝え続けていこう!

 このように思いました。



 それが

 今、ココで私が全力でできること

 だと思います。



 病気の治療はプロである獣医師さんにお任せして

 その手前にある段階では、一飼い主として同じ立場に立ち、
 勉強したこと、いろいろな例を見てきた経験をお伝えしていこう


 あらためてそう感じました。
 
 
 ネコちゃんの飼い主さん、本当にありがとうございました。

 私も気を引き締めて頑張ります!!



 今、ココで私が全力でできることのひとつ!
 
 ペット食育入門講座を開催します!

 巷のウワサに振り回されない食事・健康の秘訣を
 全力でお伝えします! 


 多くの子がうちのこまめのような笑顔でいられるように!!

   
タグ :健康


Posted by ゆき@ワンごはん at 14:28Comments(0)食育

2010年05月16日

ペット食育入門講座終了!


 昨日は、阪和線の人身事故というトラブルがあり
 お二人が来られなくなったものの、ペット食育入門講座
 4名の方にご参加いただきました。
 
 
 
 今回はワンちゃん飼いの方とネコちゃん飼いの方がいて、

 ・ワンちゃんとの暮らしが初めてという方、
 ・ダックスを4頭飼っている方、
 ・手作り食もフードもなかなか食べてくれないという方、
 ・グルメなネコちゃんに頑張って手作り食をあげてる方、


 皆さん、それぞれの目的を持ってご参加いただいたようです。


 ペット食育入門講座では、

 テキストを使った講義のほか、アシスタントに手伝ってもらったり

 

 実際に手作りご飯の作り方を見ていただいたりします。

 

 

 今回はグルメなネコちゃんと
 食いつきの悪いワンちゃんの飼い主さんが
 参加されるということで、

 ネコちゃん用の基本のごはんを作ってみました。

 といっても、基本は同じなのですが、ワンちゃんに比べると
 ネコちゃんのほうが肉類を多く必要とすることと
 食材の切り方に違いがあります。

 食いつきの悪い子には、ネコちゃんにご飯を作る時のコツが
 そのまま使えますので♪

 で、今回作ったごはんがコレ!

 

 もちろん今回も試食していただきましたよ~!

 やっぱり皆さんが「普通においしい」と言っておられました(笑)

 
 講座の中で皆さんが日ごろ不安に思っておられること・・・

 ・生食ってどうなの?
 ・加熱すると酵素は!?
 ・●●って犬猫に良くないって聞いたけど
 ・サプリメントは必要?
 ・どうしたら食べてくれるの!?


 などもお答えしましたが、

 少しは疑問や不安が晴れましたかね~?
 前よりも少し自信を持って犬猫に接することができそうですかね??

 
 講座終了後には、

 ・いろいろ試してみたいと思います!
 ・2級講座に参加したい!
 ・(2回目だけど)大満足です!
 ・また受講したいです!


 などのご感想をいただき、私もとても嬉しかったです。

 私の時間配分が悪く、大幅に終了時間を超えてしまってごめんなさい。
 まだまだ修行が足りませんね。

 
 また、今回は遠方から来られる方が多く、電車のトラブルで
 途中までお越しいただきながらご参加いただけなかった
 お二方には本当に申し訳なかったです。
 
 ただ、チャンスは一度きりではありませんし、
 そういうタイミングだったのかもしれません。

 きっと今回ではない機会のほうがよりよい結果につながるために
 このようなことになったのではないかと思います。

 
 今回お越しいただけなかった方、またスケジュールが合わずに
 参加できなかったという方もいらっしゃいますので、 
 次回は7月に開催予定です。
 
 
 前に受講したけど、時間が経ってまた不安や疑問が出てきた
 という方の再受講も大歓迎です。

 また、ステキな飼い主さんにお会いできるのを楽しみにしています。


 今回ご参加いただいた大和ママさん、Ⅰさん、Hさん、前田さん
 残念ながらご参加いただけなかったMさん、Mさん

 本当にありがとうございました!!


 頑張って手伝ってくれた名アシスタントにごほうびです(笑)

   


Posted by ゆき@ワンごはん at 18:23Comments(2)食育

2010年05月15日

今日のワンニャンごはんはコレ!


 今日はこれからペット食育入門講座です。

 毎回大好評の調理実演ですが、今回はこんな食材を使用します。

 

 見ての通り、どこにでもある食材です。

 あ、この分量全部は使いません!
 あくまでも食材の紹介です。


 いつもはワンちゃん用のごはんを作ることがほとんどですが、
 今回はネコちゃんも食べられるように作ってみようと思います。

 基本は一緒なんですが、ちょっとしたコツがあるので
 そのあたりをお話しする予定です。

 ネコちゃんが喜ぶちょっとしたコツは、
 ワンちゃんも喜ぶ場合がほとんどです。

 だから「手作り食を食べてくれない・・・」というワンちゃんにも
 おすすめできるんですよー。

 
 
 受講生の方とお会いできるのを楽しみにしていますが・・・
 
 阪和線、人身事故で遅れてるーーーっ!

 JRは本当に事故が多いので困ります。
 
 皆さん、お気をつけて~~。


 今回はスケジュールが合わなかった~
 という方、また講座の様子をレポートしますね! 
   


Posted by ゆき@ワンごはん at 12:46Comments(0)食育

2010年05月08日

今さらですが、ペット食育入門講座を開催します!


 日記の中でもご案内してはいましたが・・・

 正式に開催告知しているわけではなかったと今ごろ気づきました(笑)


 というわけであらためまして!
 「ペット食育入門講座開催」のご案内です!!

 
 この日記でも、ペットの食事や健康に役立つ情報を
 一生懸命わかりやすくお伝えしようとしているのですが、

 活字で見るのと、

 実際に「耳で聴く」「目で見る」

 のとでは頭に入る情報量、スピード、理解度
 圧倒的に異なるようです!


 というわけで、ペットの食事について日々真剣に
 お考えの飼い主さんにとっては、目からウロコの情報を
 目で見て聞いて学べるペット食育入門講座を開催します!


 【日時】    2010年5月15日(土) 14~16時

 【場所】    和歌山県和歌山市 わんダーランド株式会社
         ※JR阪和線 六十谷駅より徒歩10分(P有)

 【受講費用】 3,500円(税込) テキスト代含む


 【講座内容】

 ・ペットフードのメリット・質
 ・手作り食のメリット
 ・食事量の目安、作り方
 ・与えないほうがよい食材
 ・手作り食を続けるコツ
 ・栄養バランスより大切なもの
 ・犬猫に塩分を与えてもいい!?
 ・よくある手作り食の質問 他


 
 ↓過去の講座の様子です↓

 

 上記の講座内容に加えて、

 「ペットフードを作っているからこそ話せるココだけの話」

 が聞ける講座は、あまりないと思われます。

 というか、和歌山ではここだけ!


 ドライフードも◎、手作りご飯も◎!
 生食も◎、加熱食も◎!

 選択肢は多いほうが◎!

 
 不安や疑問を持っておられる方は、
 うちの子に合った食事のスタイルが見つけられるかも♪
 

 もちろん!

 毎回大盛り上がりの手作り食調理実演もあります!

 勇気のある方は試食していただけます(笑)


 ↓以前はこんなおじやを食べていただきました↓

 

 ▼【お申し込み】【過去の受講生の感想】はコチラ▼
 ペット食育入門講座

 ワン友さんと参加するもよし!
 ご家族と参加するもよし!

 

 本来2時間でおさまる内容ではありませんが、
 得意のマシンガントークで、笑いあり、涙あり、
 (涙はないかも)の講座になるでしょう。。。


 今日も遠く神戸の方からお申込みをいただきました。
 大阪から来られる方もおられます。

 私のように和歌山に住むモノが、知識を得るために
 大阪や神戸に行くことはあっても、反対のパターンは
 あまりないものだと思っていました。

 それだけに、熱心な方々とお会いできると思うと
 今から楽しみでなりません!

 この子と一緒にお目にかかれるのを楽しみにしております♪

 

 講座ではこの子も活躍するんですよー。


 ★あと2名ぐらいであればお席をご用意できそうです!
 お申込みはコチラからどうぞ!  


Posted by ゆき@ワンごはん at 01:17Comments(0)食育

2010年04月08日

わんこがごはんを食べない時はどうする?


 以前、このブログで「ペットも人も少食のススメ」という記事を書きました。

 あの記事は、私自身とうちの子の体調管理の中で実感し
 実践したことを書いたので、
 あれ以来、こまめは1日1食を続けています。


 もともとこまめは太っていたわけではありませんが
 1日1食にして、さらにスリムになったようで、
 
 年明けにトリミングに行った時、トリマーさんに

 「こまめちゃん、痩せたねー。何かしたんですか!?」

 と聞かれました。


 確かに痩せたとは思いますが、骨と皮だけということはありませんし
 相変わらず食欲旺盛なので、心配していません。

 また、痩せることに比べて太らせることはカンタンなので
 現在は1日1食のまま量を増やしています。

 前の2倍ぐらいは食べているかもしれません。

 なぜ1日1食なのかは、以前の記事「少食のススメ」をご覧ください。


 先日、ブログの読者さんから「少食のススメ」について
 あるご質問をいただきました。


 そのご質問を受け、

 もしかすると、他にも同じ疑問を持っている方がいるのでは?

 と思ったので、ご質問いただいた方の承諾を得て
 こちらであらためてご紹介します。


 【ご質問】

 「手作り食」の事でご質問があるのですが、
 以前のブログの記事で書かれておりました
 「少食のすすめ」に関することなのですが、
 体調不良の時の断食や一食にされる時以外は、
 普段はこまめちゃんも1日2回の食事をされているのですか?

 (記事の中で書かれていて、私の読み過ごしでしたら
  申し訳ありません。)

 うちには、、ベン(1歳8ヶ月)とジェリー(11ヶ月)の
 2匹がおります。
 ベンは、とても食べ物にこだわりがあり、
 色々な工夫をしても食べない時は、絶対に食べてくれません。

 以前、犬は自分で体調不良の時は調節の為に
 食べないことがあるとあったのですが、
 ベンの場合はとても頻繁で、あきらかに
 元気な様子の時でも起こります。

 かといって、ベンもジェリーも市販のドックフードは
 もっと食べてくれません。
 ジェリーは徹底拒否です。

 でも、作っても食べてくれないストレスで、
 また壁にぶつかっております。
 食べないなら食べないと、そのまま割り切っていれば
 良いのでしょうか?
 やはり、1日2回の食事の機会は与えるべきでしょうか?

 そこで、以前の少食のすすめを思い出し、
 ご質問させて頂きました。
 
 

 ご質問に対する私の考えを述べますと・・・

 ワンちゃんのわがまま、気ままで用意したごはんを
 食べないのであれば割り切ってよいと思います。



 私なら無理に1日2回の食事を与えません。

 ただし!ワンちゃんが健康体であれば!の話です。 
 

 ええーっ!人間と違って身体も小さいのにかわいそう!
 大丈夫なんですかー!?


 という悲鳴が聞こえてきそうですが(笑)

 犬はもともと食事と食事の間隔が空いても
 対応できるような体にできていますし、
 普通はお腹が空けば食べるものです。


 一生懸命工夫して作ったものを食べてくれないのはおつらいでしょうが、

 食べないからといって間食を与えたり、
 ワンちゃんが好むものに変えて与えたりしていると、

 犬の学習能力、適応能力では、

 ワタシがキライなごはんの時は、食べずにガマンしていれば
 ママが好きなごはんに変えてくれる♪
 よし!それまでは頑張ってガマンするぞー!


 と判断してしまいやすいと思われます。

 
 本来の犬の習性は、

 今ココで食べられるだけ食べておかないと
 次はいつ食べられるかわからない!


 というもので、好き嫌いをしていては
 群れの中で生き残っていくことさえ難しくなります。


 でも、犬は環境への適応能力や学習能力が高いので、

 少しのガマンで後にもっといいことが起こることを知っていれば
 頑張ってガマンできる子も多いのです。


 はじめは、ちょっとかわいそうな気がするかもしれません。

 でも、長い目で見れば

 ・何でも食べてくれれば、飼い主も助かる

 ・万が一何かの食材を制限したほうがよい疾患にかかった時
 選択肢が多いほうが犬も飼い主もストレスが少ない


 と思うのです。
 


 食に対する好みが難しい子を持つ飼い主さんは
 皆さんありとあらゆる工夫をされていて、大変そうですが、

 私個人の考えを申しますと、

 飼い主と犬は、ボス(リーダー)との関係だと思うので、
 飼い主が主導権を握ってよいものだと思っています。


 ボスが的確な指示を出してやれば、犬は喜んで指示に従い
 素晴らしい才能を発揮します。

 良い例が各分野で活躍するワーキングドッグですよね。

 
 犬はボスである人間の的確な指示があってこそ
 人間の役に立つことで環境に適応し、長い間
 人類と共存してきたのです。


 昨年参加した「究極のしつけセミナー」の講師、
 スティーブ・オースティン
 (世界的ドッグトレーナー、日本でもTV出演多数!)は
 こう断言しました。
 

 ●どんな子でも「Excellent dog」になれる!

 ●Bad trainerはたくさんいるけど、Bad dogはいない!



 飼い主としては耳の痛い話ですが(汗)そのとおりだと思います。


 ということで、ワンちゃんの食事の好みに限ったことではなく

 犬との生活の中で、飼い主が主導権を握ることは、

 一時的に厳しいと思うことがあるかもしれませんが、
 人間を暮らしていく上で、より環境に順応できたほうが
 犬にとっても暮らしやすいと思うのです。



 すみません!ご質問への答えに戻ります(汗)


 ワタシであれば、

 犬が健康体なら、食事を出して一定時間食べなければ
 下げてしまい代わりのものは与えません!


 ワンちゃんが飼い主が用意した食事を食べてくれるようになるまでは
 正直根競べのような部分もあります。

 根性が座った子は一度や二度で食べてくれない場合も多いです。


 でも、食べ物を前にして餓死する動物はいません!!
 
 自然界では毎日食べられるだけで御の字ですから!



 最後はちょっと体育会系?スパルタ?な色が強くなってしまいましたが
 あくまでも私個人の考えです。

 すべてのお宅で、すべてのワンちゃんに合った方法ではないことを
 ご了承くださいね。


 
 犬の食事の回数、量にまつわるギモンを
 さまざまなアプローチから解決!
 ペットの食育入門講座 
 
 次回は5月15日(土)に開催!

 お申込みはコチラから

 ワンちゃんに限らずネコちゃんの飼い主さんもどうぞ~。
  


Posted by ゆき@ワンごはん at 16:03Comments(0)食育

2010年02月15日

ペットのための食育入門講座開催!


 少し前の日記でも触れましたが、

 ●ドライフードでなきゃダメ
 ●手作り食でなきゃダメ
 ●処方食でなきゃダメ
 ●生食でなきゃダメ
 ●犬猫に○○を食べさせちゃダメ
 ●ライフステージに合ったフードでなきゃダメ


 このようなダメダメづくしでは、本当は楽しいはずの
 犬や猫との暮らしも息がつまってしまいませんか?

 
 フードのよいところ、手作り食のよいところ
 生食のよいところ、加熱食のよいところ

 それぞれを知った上で
 
 「今のうちの子にはどんなものが合っているか」

 を正しく選択できれば、毎日楽しくペットと
 暮らせるのでは・・・?

 
 『ペット食育入門講座』では、

 ・フードのよいところ、手作り食のよいところ
 ・生食のよいところ、加熱食のよいところ



 などをはじめ、

 ・手作り食でよくある質問
 ・手作り食の調理実演


 など2時間とはいえ、盛りだくさんな内容と
 なっています。


 さ・ら・に!

 話の流れによっては、

 ペットフード裏事情なんかも飛び出すかも!?


 ペットフードを作り、販売している私だからこそ
 ネット上ではお話しできない内容なんかも
 言っちゃうかもしれません。

 お話しするかしないかは、その場の雰囲気次第・・・。
 
 受講生される方は、上手に私の引き出しを
 開けてくださいね(笑)


 今回の入門講座を受講すると、
 3月~4月にかけて開催予定の2級講座
 続けて受講できます。


 入門講座はキホンの「キ」だとすれば、
 2級講座はかなり本格的!
 
 犬猫の食性~栄養学、ライフステージ、
 ペットフードについて、さらに掘り下げて学びます。

 一般の飼い主さんにはもちろん、ペット関連のお仕事を
 されている方には、貴重な情報かと思われます。

 2級講座については、後日詳細をお知らせしますので
 しばし、お待ちを。。。
 


 それでは、入門講座詳細です。
==========================================
 
 日時: 2010年2月28日(日)14:00~16:00
 場所: わんダーランド 地図
 受講費: 3,500円(税込)※テキスト代含む
 定員: 5名
 お申し込み: 専用フォームからどうぞ

【ペット食育入門講座はペット食育協会(APNA)認定講座です】
==========================================

 「講座」「セミナー」と聞くと、敷居が高いかもしれませんが
 実際は犬猫大好きな飼い主さんが集まる情報交換のようなスタイルです。

 ワン友作りに参加するよし!
 お友達と参加するもよし!


 今までもお友達や親子でご参加いただいております。

 
 残念ながら、ワンちゃんをお連れいただくことができませんが
 一緒に楽しく学びましょう♪

 ペットの食育入門講座についてさらに詳しく!
 過去の受講生の感想が知りたい!


 という方はコチラ 
 
   


Posted by ゆき@ワンごはん at 12:34Comments(0)食育

2010年02月06日

病気、症状を持つ子へ・・・

仕事上、飼い主さんからさまざまなご相談をいただきます。

食事に関すること、サプリメントに関すること、
病気そのものに関すること・・・。

獣医師でもないのに頼りにしていただきありがたいことです。


ただ…健康な子にアドバイスすることはできるんですが、
病気の子に獣医師でない私がアドバイスすることは
法を犯すことになってしまいます。


今まで学んできたことから、多少推測がつく場合もあるのですが
あくまでも推測ですし、獣医師でない私が、

調子の悪いわが子を前に悩み苦み、わらにもすがる思いの飼い主さんに、
安っぽい同情や親切心で、アドバイスするわけにはいかないのです。


私のせいでうちの子が・・・

と考えるまじめで思いやり深い飼い主さんほど
「病気に効く」と聞けば、毎日誰かにすすめられた通りに
頑張ってしまうのです。


それが特定の食材であったり、サプリメントであったり、
ありとあらゆるケースがあるようです。

もちろん、運よくその子に合えばよい結果が出る場合もあります。


でも、TVやネットのキャッチフレーズにあるように
「万能」を謳うものには、充分ご注意ください。

病気や症状の原因にスポットをあてたものや方法でないと
残念ながら、時間の無駄、お金の無駄になりかねません。


少し話がそれましたが、まじめな方ほど、追い詰められている時こそ
私の推測や可能性の話さえも鵜呑みにしてしまう可能性があるため
安易にお話しすることができないのです。


だからお話しする際は、非常に慎重になります。

私のところへの相談や質問というのはほとんどがメールですので、
顔が見えない分、声のトーンがわからない分、
意思が伝わりにくく、誤解を生みやすいのです。


でも、気をつけていることがひとつだけあります。

お返事をする以上は、

飼い主さんにとって、ペットにとって
今考えられるベストは何か?


ということを念頭においているということです。


だからこそ、私からの返事を見てこころよく思わなくても、
飼い主さんにとって、その子にとってよい方向に向かうのであれば
それでかまわないのです。


私の話を受け入れるも受け入れないも、
最終的には飼い主さんのご判断です。


診察を受けた獣医師から「●●と言われた」という相談や質問も
非常に多いですのですが、私はメールでごく一部の状況を知っただけ。


飼い主さんは毎日ペットと一緒に過ごしているので変化にも敏感です。

診察した獣医師は、実際にペットを診て触れているのです。



その状況で私がどんなお話ができるでしょう。

簡単に個人の推測をお話しするのはあまりに無責任だと思います。



私は、物事を決断する時、選択肢が多いほどよいと考えています。

選択肢が少ないほうが、迷うことなく決めやすいのは事実ですが
ことに病気の治療などとなると、選択肢が多いほうがいいに決まっています。


一生処方食を食べ続けてください

ずっとこの薬を飲んでください

この子はこれ以上よくなることはありません

手術で切り取るしかありません

手術はできません



このように言われて納得できる飼い主さんは少ないでしょう。

私自身がうちの子が同じように言われて
「はい、そうですか」なんて言うことはできません。


だから、飼い主さんにお返事する時はいつも

もし、うちの子が同じ状況になった時、私ならどうするか

と考えて、考えて考えてお返事するようにしています。

そのせいでお返事が遅くなることもあるかもしれません。


他人に何かを尋ねたとき、

「●●にすればいいよ」

と言ってもらって、その通りにするほうがとってもラクなんですが

相手のことを本当に考えるなら、その人自身で選択や決断が
できるようにお手伝いするのが、相手のためだと思います。


だから、ご質問やご相談をいただいた時、
必ずしもその方の望む答えではないかもしれません。

でも、その方が、ペットが、今よりもよい状況になることを
願っていることに違いはありません。


日々、どのようにお伝えすれば気を悪くなさらず
よい方法を見つけていただけるだろうか、と伝え方を勉強しております。


何か起きてからでは冷静な判断ができない場合が多いです。

だからこそ、元気なうちから正しい知識をつけていただきたいと思います。


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巷のウワサに振り回されず、いざという時に備えて
選択肢を増やすための講座、ペット食育入門講座は2月28日(日)
詳しくはコチラ

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Posted by ゆき@ワンごはん at 01:16Comments(0)食育

2010年02月05日

モノは言いよう、考えよう

 
 先日、髪を切りました。

 ちょっと伸ばそうかなーと思っていましたが
 映画「のだめカンタービレ」を見て、

 よし!髪を切ろう!

 と思ったのです。


 いつもお世話になっている美容院に行って

 「のだめの上野樹里を見て、ボブもかわいいなーと思って。
  今、ボブ流行ってるしー!」


 と言うと、美容師さんに

 「あれは短すぎるな」

 と一蹴されました(涙)


 小心者の私は、はっきりと

 上野樹里みたいにしてください!

 と言うことができなかっただけなのにーーー!


 でも、そこは切り替えて

 じゃ、大人ボブで♪

 と方針変更。


 「わかった!大人ボブね♪」

 と美容師さんもこころよく引き受けてくださいました。



 大人ボブ ・・・

 言い方を変えれば、

 大人のおかっぱ


 どんな仕上がりになるんだろう??

 と楽しみにしていると、

 
 出来上がったヘアスタイルはというと、

 写真を公開する勇気はありませんが、

 まるで「ちびまるこ」・・・。


 髪を切って気分転換にはなりましたが、
 自分では大人ボブとは程遠いような気がしてなりません。


 でも髪を切ってから初めて会社に出社した時には
 気持ちを切り替えて、

 「髪、結構切ったね!」

 との声に、なかばヤケクソで

 「今回は大人ボブにしてみました」

 と答えてみました。


 その反応やいかに・・・。

 意外や意外、

 「うん、大人っぽく見えるな」

 との答え。


 正直なところ

 「えーーーっ!?大人ボブぅ?」

 というツッコミを覚悟していたのですが、


 「マジですか~♪♪」

 と私も嬉しくなりました。



 「おかっぱ」や「ちびまるこ」と言ってしまえば
 昭和の古くさいイメージですが、

 モノは言いよう、考えよう。


 これからは

 「大人ボブにしてみました♪」

 と言うことにしました。



 非常に前置きが長くなりましたが、

 ペットとのかかわり、人とのかかわりも同じように

 「モノは言いよう、考えよう」だと思うのです。
 

 たとえば・・・


 このドッグフード、本当に大丈夫なのかな~

 と不安に思いながら、食べさせ続けるのなら、

 ここで思い立ったが吉日!
 調べてみよう!
 あー、気づいてよかった~


 と考えることができるのはないかと思うのです。


 なんでうちの子が病気になっちゃったんだろう?

 確かにつらいですよね・・・。心配ですよね。


 でも、病気や症状はサインであることが多いのです。

 その子の許容量を超える原因物質が体の中にあると思われます。

 だったら、原因物質を取り除いたら、今ある病気(症状)が消えるのでは?


 ただし、原因物質に目を留めず、クスリや手術などで
 今ある症状を消そう消そうとすると・・・

 一旦は症状がなくなることもあるかもしれません。

 でも、原因は取り除かれていないのであれば
 姿を変えてまた現れるかもしれません。

 (がんの転移がよい例ですね) 

 
 今このタイミングで気づいてよかった

 と感じてもらえるといいのですが・・・。


 「モノの言いよう、考えよう」を変えるということは、
 思考を変えるということ。

 
 口で言うほどカンタンなことではないかもしれません。


 でも、まずそういう言い方や考え方があるということに
 触れることからはじまるような気がします。


 そうすることで

 ペットへの接し方が変わり、
 人との付き合い方が変わり、
 自分が変わっていく


 のだと思います。


 今年は情報発信の年と決めたので、立春の今日、
 新たな1年をもう一度迎えたつもりで、いろいろ綴ってみました。


 わんダーランドのサイトも、今までより情報量を増やし
 飼い主さんのお役に立てるよう、少しずつ改良していくつもりです。

 
 ●ペットフードでなきゃダメ!
 ●手作り食でなきゃダメ!
 ●加熱食はダメ!
 ●犬に●●はダメ!猫に●●はダメ!
 ●10歳の子はシニア用フードでなきゃダメ!

 
 などの巷のウワサに振り回されることなく、
 毎日楽しくペットと暮らす秘訣がわかる
 ペット食育入門講座
 開催してまいります。

 直近の講座は2月28日(日)です。詳しくはコチラ

 
 講座に参加されると、大人ボブかちびまるこか
 確かめることができます(笑)   


Posted by ゆき@ワンごはん at 00:44Comments(0)食育

2009年11月18日

ペットも人も、少食のススメ

 今回はちょっとマジメにペットの食事について
 書いてみたいと思います。


 ペットフードを販売している私が言うのはヘンな感じですが、
 
 ペットも人も「少食」をおすすめします!
  
 人も動物も、食べ物を食べて消化するのは
 非常に多くのエネルギーを必要とします。

 元気な時は無意識に行われている消化
 「体調が悪い時」は非常に負担になるわけです。


 効率という意味で考えても、

 体調の悪い時は「体の修復(メンテナンス)」が最重要事項のはず。

 それなのに、食事を摂ってしまうと体の修復はおろか
 消化にエネルギーが取られてしまい、いつまでたっても
 修復作業にエネルギーが回らないことになります。


 だから体調が悪くなったり、病気になるとおのずと
 「食欲が落ちる」ようになっているんです。


 それなのに、私たちは病気になると

 「美味しいもの食べて栄養つけよう!」

 としてしまいますよね・・・(汗)


 確かに戦後間もなくや江戸時代なんかまでは
 それでよかったのかもしれません。

 「栄養失調」というのがそう珍しいことではありませんでしたから。


 でも、現代はどうでしょう?
 
 日本に暮らす私達人間も私達と一緒に暮らすペットも
 栄養失調の子なんているでしょうか?

 栄養過多の人やペットはいても、栄養失調は長らく
 耳にしたことがありません。


 とはいっても、私も以前は

  「美味しいもの食べて栄養つけよう!」

 と思っていましたし、多くの飼い主さんが体調の悪いペットに
 なんとかして食べてもらおうと一生懸命です。


 でも、体調が悪い時は消化のよいものを少しだけ食べて 
 できるだけメンテナンスにエネルギーがいくようにしましょう。

 そうすることで、体の免疫力が効率よく働き
 早く回復する可能性が高くなります。


 ただし、どんな時でも水分は必要かつ重要なので、
 スープなんかがおすすめです。


 常に満腹まで食べてしまい、腹八分なんてわからない!

 そんな私が偉そうに言うのもヘンですが、 

 「少食」を心がけることをおすすめします。

 
 一方で私の仕事は何?

 ペットフードを販売しています!!

 で、なんで少食をすすめるの・・・?????


 ま、矛盾点はありますが、要するに世の中の多くのペットに
 健康でいてほしいのです。


 ということで、書き出してしまったので
 「少食のススメ」は今後も続きます。

 自戒を含めてですが、体調不良の時に限らず
 普段から食べ過ぎに注意ですよ!
  


Posted by ゆき@ワンごはん at 14:33Comments(0)食育

2009年08月02日

ペットのメタボ予防&対策SP!コラボセミナー開催!!

 
 満を持して(笑)

 公私共にお世話になっているぷーちぱるずさんとの
 コラボセミナーを開催することになりました!


 高槻市のケージフリー&手作りごはん対応お預かりスペース
 ぷーちぱるず


 今回のセミナーは、

 本当に結果を出したい飼い主さんのためのセミナー!
 

 クックックッ・・・

 しかも今回は、コンテスト付です♪♪


 ここでピン!ときた方、今すぐ詳しい内容をご確認ください。

 
 

 ぷーちぱるずさんと、わんダーランドへのお問い合わせに


 ・健康で長生きさせたいのですが、
  どんな食材を与えたら良いのでしょう?

 ・おやつ類や肉類は食べてくれるのですが
  好き嫌いなく食べてくれるには、どうしたら?

 ・美味しい美味しいと食べてくれるのが凄く嬉しいのですが
  太ってしまうので、あげることが恐怖なんです・・・

 ・あげたらイケナイとは思いつつ、欲しがられると
  どうしてもあげてしまうんです・・

 ・ダイエットに良いフードはありますか?

 ・代謝を促進させるためには何の食材が良いですか?
  
 ・体重が負担となって、腰や足腰が辛そうなんですが
  軟骨や骨類が良いですか?

 ・なかなか続かないんですよね・・・
  ダイエットの結果が出るまで続く方法はないですかね・・

 ・●●粒って数えて、●●gって計って食事を
  与えているのに痩せないんです・・・ 



 このようなご質問を毎日のようにいただきます。
 こんな感じのことをお悩みの飼い主さんが少なくないのでしょうね。


 だからこそ、テレビや雑誌でダイエットの特集が組まれたり
 ペットのメタボの専門書が出版されたりするんですよね。


 手作り食で10kg以上のダイエットに成功し
 世間で言われるほどペットのダイエットは困難ではない!

 というぷーちぱるずさんの知識と情報、


 ペットフードの原料から製造まで、
 工程の裏の裏まで知り尽くす
知識と情報を持つ私が
 コラボさせていただければ


 → フードを与えている飼い主さんへのアドバイス

 → 手作り食を与えている飼い主さんへのアドバイス


 そして利権に囚われない、飼い主さん目線の
 実践版知識&情報をお届けできるのでは?



 且つ、ペット食育協会認定上級インストラクターでもある
 私たちですのでペットの食に関することなら♪


 
 今回のセミナーは、午前と午後の2部構成にさせていただきました!

 『耳で聞いて』
 『目で見て』


 自信を持っていただき、

 ダイエット志望のペット&飼い主さん同士で
 楽しんで一緒にダイエットできる♪


 みんなと一緒なら頑張れる!
 今日から楽しんでできるワクワクダイエット!



 このセミナーを受講しダイエットに挑戦される
 飼い主さんとペットちゃんには
 1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後
 写真、体重などをメールにてご報告いただき、
 その経過をHP上で公開。


 見事グランプリに輝いた飼い主さんと
 ペットちゃんは栄えある表彰と・・・
 豪華商品をご用意いたします。


 是非、楽しくダイエットに励み
 結果を出して、大いに自慢しちゃってください。
 そして他の悩める飼い主さんやペット達の
 励みになってあげてください♪

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 ペットのメタボ予防&対策セミナー
 「いっぱい食べれるダイエット!?」SPバージョン

 
 【セミナー内容】

 ・肥満かどうかのチェックは体重ではなく●●
 ・肥満になると、どんなリスクが?
 ・肥満の原因は?
 ・肥満の予防&ダイエットの選択肢
 ・それぞれの選択肢のメリット&デメリット
 ・魅力的な選択肢
 ・栄養バランス
 ・注目の手作りご飯のメタボ用作り方・与え方
 ・結果を実現する考え方・秘訣
 ・Q&A


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 【日時】 2009年8月30日(日)
      午前の部:10:00~12:00
      午後の部:13:00~15:00

 【場所】 新大阪周辺または高槻市
     (お申込みいただいた方へご案内差し上げます)

 【受講料】午前・午後の両方 7,000円(税込)
       午前のみ     4,000円(税込)
       午後のみ     4,000円(税込)

 【申込締切日】8月23日(日)

 
 お申込みは専用申込みフォームからどうぞ
 
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 初のメタボ対策SPセミナーです!

 一組でも多くの飼い主さんとペット達に

 「結果を出して欲しいっ!」
 
 と思っておりますので、私たちが知りえる情報は
 出し惜しみなくお話しするつもりです。

 結果を出したい飼い主さんを全力で応援いたします!!

 
 ペットの食事・健康の基本を楽しく学べる
 ペット食育入門講座@和歌山はコチラ


  


Posted by ゆき@ワンごはん at 23:29Comments(0)食育