2009年10月09日

台風一過

 和歌山に住んでいるので台風はある程度慣れているつもりでしたが、
 一昨日は久しぶりに本格的な台風という感じでした。
 
 深夜にはいかの私も風の音で数回目が覚めたほどです。

 息子の小学校もパートさんの子が通う保育園も丸1日お休みでした。

 
 私が子供のころは、年に一度や二度必ずといっていいほど「警報」が出て
 休校になったものですが、そういえば息子が保育園に通っていた5年間でも
 途中で降園したのがたった一度だけでした。


 それだけ最近は台風が上陸することが少ないんですねー。


 私の母は海の近くで生まれ育ったので、台風に対して人一倍警戒心が強く
 前日から家の周りで飛んでいきそうなものを片付けていました。


 母の話では、子供のころ水に浸かりながら高波がくる合間を狙い
 高台まで避難したことが2回もあるそうです。

 確か「伊勢湾台風」と「第2室戸台風」だと言っていました。


 その時はすでに家にも浸水していたので、かばんに教科書だけ入れて
 頭に乗せて避難したのだそうです。


 昔のことに、瓦ぶきの家が多くおもしろいように瓦がパラパラ~と
 飛んでいくのをよく覚えていると言っていました。

 
 
 昨日、息子は学校が休校になり大喜びですが、会社の駐車場に着いてビックリ。

 よほど風が強かったのでしょう。金網が倒れ土台のブロック塀も崩れ落ちていました。

 台風一過 

 下に人がいたり、車があったら・・・と思うと考えただけで恐ろしい!


 今日になって取引の業者さんに、みかんや柿農家さんは大丈夫だったかたずねると
 それほどの被害は出なかったということで、少し安心しました。


 子供のころは、台風や大雨となるとなんとなくワクワクしたものですが
 大人になってみると、ワクワクの反面、周囲にもいろいろ影響が出るので
 歓迎できることではありません。


 そのひとつに私の祖母が南紀の海辺の町でひとりで暮らしているため
 台風直撃となると心配でなりません。

 一昨日の8時ごろ電話するとすでに避難しており自宅にはいませんでした。

 川の近くに住んでおり、河口まで1kmあるかないかの場所なので
 場合によっては高波が押し寄せ浸水することもあります。

 そのような場所に住んでいるので、台風が来るとなると窓ガラスが割れないよう
 戸板をさしこんで、とっとと避難することにしているようです。
 
 
 私や母としてもそのほうが安心なのですが、よそのお宅に避難するなんて
 私達の住む地域では考えられません。

 そこは田舎のよいところで、昔から避難させてもらえるお家が決まっていて
 今回も早々に夕飯を済ませて避難していたようです。


 幸い祖母の家にも被害はなく今回は事なきを得ました。


 とはいえ、祖母の住む近くの町、みなべ町で新聞配達の方が
 バイクで倒木に追突し亡くなっています。


 科学が発達しどれだけ技術が進歩しても、やっぱり自然にはかないません。

 自然の前に人は無力でいざとなったら祈るだけ。


 なんだか取りとめのない日記ですが、いざというときのために、
 毎日を大切に、周りに感謝して過ごそうと思いました。  


タグ :台風

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Posted by ゆき@ワンごはん at 16:50│Comments(0)日々のこと
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